納税ができるっていいことですよね

タイトルは決算打合せにて経営者のお言葉でした。

個人事業から法人成りの1年目。できる対策はとりましたが、それでも予想を上回る数字を目にすると・・・

納税するのもったいない気がする、と言われつつも、この言葉。

確かにね、惜しい気がするの分かります。でも、納税できるのって本当にいいことです。

きちんと納税して残った利益は資産として積み上げていきます、とも言われていました。

そうなんです。魔法の節税方法はありません。

合法的な節税をしたら、残りは納税するのがキャッシュリッチで強い会社になる近道です。税金も経費なのです。納税額は社会的評価です。
そして自己資本の大きさは決算書を見ればわかります。すなわち会社の価値を高めることになるのです。事業拡大で借入をするときにも超有利だし、引退時に会社を売却するときにも超有利、もちろん会社を解散するときは株主に還元されます。

節税のためにお金を使ったり、ちょっと儲かって大きな買い物をして資金繰りが悪くなることはよくあることですが、避けたいことです。

そういえば、私も思ってました。
「は～、早く一人前にガツンと納税したいよ！」
と。
今もまだガッツリとではないですが、各種税金を納税できるようになり、一瞬残念な気もするのですが、あの頃の気持ちを思い出すのです。

ということで、今日も良い一日でした。