プロらしく。とわかっていても自信がなくて出来ないときの対処法
久留米の税理士 益永です。
新しい職場や独立開業して、まだ自信がないという方も多いと思います。私もそうでした。でもお客様にとってはそんなの関係ないですよね。逆にオロオロされると不安になるでしょう。
最初に社会人となったとき私は保育士だったのですが、今でも忘れない園長に言われたのが、
「昨日までは学生でも、今日からはプロです。子供にとっては先生なのだから自覚をもって行動しましょう」という言葉。
ひえ~、どうしよう…と胃がキリリとなったことを覚えています。(当時から胃弱)
税理士事務所で働きだしてからも、最初は税務署やお客さまの電話応対でも脇汗が滝のように流れていました。
独立してからはもっと大変でした。問い合わせをもらって単身、初めてのところに行き面談をするんです。分からないことを誰かに教えてもらうこともできず、契約書の印紙の貼る位置もわからず(勤務時代はボスの仕事ですし、自分で持っていくことはあっても契約書自体は総務が作ってくれていました)、脇汗どころではありません。とにかく自信がなかったのです。
でも、オロオロしてはお客さまを不安にさせてはいけない。それは逆の立場を想像すればよくわかる。しかし性格的にすぐに顔に出る分かりやすいタイプです。
そこで私がとった対策は
真摯に対応する
でした。
分からないことは、分かりませんので調べてご連絡します。印紙を貼る場所は率直に聞きました。とにかく嘘やはったりの類はなしで、正直に直球勝負でいくことにしました。
それでダメなら仕方ない…という心境でしたが、それで仕事がダメになったことはなく、場数を踏めば慣れてきました。
堂々と…と言われても出来ないときは視点をずらし、兎に角かっこつけず相手に真摯に向き合えば不快感を感じさせることはない、と思います。