税理士業務実態調査を受けました

先日、税理士業務実態調査を受けました。

税務調査ではなくて、業務がきちんと行われているのかの調査です。税務署の総務課の方がいらして、自己紹介、税理士証票の確認から始まりました。

質問されたのは、

・関与先名簿に変更はないか?…年に一度、関与先一覧を税務署に提出するのですが、提出後に変更がないか聞かれました。

・看板は表札のみ?…弊所は大きな看板は出しておらず、表札の下に事務所の表札があります。それだけでもいいですか?とこちらから聞きましたら、問題ないということでした。登録している事務所名(うちは益永真見子税理士事務所)と、ちがう屋号だと問題ありとのことでした。)

・使っている税務ソフト…は、JDLですよね?と申告書から調べてありました。会計ソフトは聞かれましたので、弥生会計その他クラウド会計と答えました。

・外注について…弊所は、入力業務の一部を外注に出していますので、外注先や業務の範囲など聞かれました。この調査、一番の目的は偽税理士摘発とのことでしたので、委託する業務の範囲は詳しく聞かれました。

私の場合は、レシート等の入力を外注していますが、まったく問題なしとのことでした。

・株式会社の業務内容…私は株式会社も持っているので、個人事業との関係や会社の業務内容について詳しく聞かれました。

・電子申告の割合…できるものはすべて電子申告してます、と言うと、ご協力ありがとうございます、とお礼を言われました(笑)

・業務処理簿…印刷して準備していたのでよかったです。業務の記録です。

・関与先との契約書の有無…委嘱契約書を作っていますとお伝えすると、よろしければひな形を見せてくださいということでしたので、見てもらいました。「不備ありましたら教えてください!」とチェックしてもらいました(笑)

そのほか、雑談の中での細かい質問をされるのはさすがだな、と感じましたし、税務調査のお話などもできて、たいへん勉強になりました。こんな機会もなかなかありませんから、いろいろと質問させていただきました。

ただやはり調査ですし初めてですから、やましいことはないのですが、数日前から落ち着かない気分でした。税務調査だともっとですよね。お客様の気持ちが少しわかったかも。。。

何はともあれ無事終わってホッとしています。

 

 

 

 

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