妻ブロック夫ブロック
男性が会社をやめて起業したい!といったとき、妻がそれにOKを出さないことを妻ブロックというそうです。
この妻ブロックにもいろいろ感じるところはありますが、また今度。
それに対して夫ブロック。
「夫が私が働くことを反対する」「働きだしても何一つ手伝ってくれない」と相談されることがあります。九州という土地柄ですし、もっとひどいことを言う男性もいます。
まあ、私の夫も似たようなもんで、「何してもいいけど、僕も忙しいからね!」というスタンスでしたが、数えきれないケンカ話合いと年月を経て、ずいぶんと変わったと思います。忙しいのが変わらないのが残念なのですが。
こういう夫ブロックは、男性が働いて妻子を養うのが当然。という考え方からきているものでしょう。そして働いている人が偉い、経済力の無い人はある人に従うのが当然という、無意識の支配欲ではないかと想像します。
若者がきいたら「イミフ~」とか言われそうですが、昭和の我々世代ではこっちの方が多い印象。まあ、これについても言いたいことは色々ありますが、ひとまずここは戦略的に。
まず、決して諦めてはいけません。
こういうのは本人も悪いと思っているわけではなく、親から、そのまた前の代からのすりこみであることが多いです。
だから価値観をいきなり覆すのは難しい。
私たち世代の女性もまた、同じ価値観が刷り込まれていることが多いですから。
自分の決意も必要だし、話し合うことも必要です。そして少しずつ、ゆるゆると、なんとなく、自分の意思を通すこと。
ゆでがえる戦法とでもいいましょうか。
合理的に考えれば夫婦働いている方がいいに決まってます。
そして、もしお子さんがいるのなら、我慢して戦わないお母さんよりも、戦って(ケンカではなく)経済的にも精神的にも自立に向かって努力しているお母さんの姿を見せてあげてください。
子供って、悪いこと含めて、親のマネしますからね。