忘れたころにやってくる税金・個人事業税

久留米の税理士　益永です。

個人事業主の皆さん、３月から所得税、消費税、住民税と、納税お疲れ様です。住民税もカードで納付できる地域もあるようですが、私が住む福岡県はまだ対応しておらず、納付忘れを防ぐためにも１年分を一括納付していますが結構心が痛いですね。

しかし、これで終わりではありません。来月には個人事業税の納付書が県税事務所から届きます。

個人事業税については、確定申告時にお客様にご説明するものの、忘れたころにやってくるため納付書が届いて「これ、何ですか～？」と質問を受けることもあります。

どういう計算で納税額が決まるかといいますと、

収入ー経費ー２９０万（事業税の控除で月割りです。１２か月の場合２９０万円）の５％です。

※青色申告控除６５万円は使えません。
※税率は業種によって３％～５％ですが、ほぼ５％です。

また、個人事業税がかかる業種は限定されていて、保険外交員や画家などの芸術家、スポーツ選手は個人事業税かかりません。

私も最初は「事業税が払えるようになってよかった・・・」という心境でしたが、負担になるのは確かです。サラリーマンは会社が天引きしてくれますので、手取りは全部自分のものですが、フリーランスは後から税金や社会保険料がきます。

フリーランスは残ったお金の半分は納税用にプールしておくぐらいの感覚でいましょう。

食べたあとのアボカドの種を植えて3年目。すごく元気に育っているのですが、どうみても「ビワ」なんです。ビワの種を植えた記憶はないのですが。。。