カラスの教科書 おもしろい人はおもしろい本を読んでいる!
先日読んだ カラスの教科書 。カラス観が変わりました。
私が、この人好きだな~、かっこいいな~、おもしろいな~と思っている女性。
のご主人が読んでた本です。
本棚を見られるのは恥ずかしい!とか、本棚を見ればその人が分かる!とか言いますが、自分が好きな人がどんな本を読んでいるのか、というのはいやらしいなと自覚しつつ、気になりませんか?
「最近おもしろかった本ありますか?」と素直に聞くと皆さん教えてくれますよ~。
カラスの行動と進化を研究されているカラスに燃えカラスに萌えるカラスバカ一代。松原始氏のカラス愛に溢れるカラス本。
カラスの生態からQ&Aまで。
じつは我が家のごみ収集場にもカラスがやってきて、網からはみでたごみ袋をやぶってはごみをまき散らしていましたので、憎きカラスだったのです。
が、これを読むとですね、そうだな、カラスも生きるために食べてるだけなんだよね、と納得です。
網からはみ出して捨てる人間が悪いのであって、カラスを敵とするのは間違っているのです。
黒い、大きい、地声がでかい、という理由でなんとなく嫌われているカラス、私も良いイメージはもっていませんでしたが、今は違います。
カラスが飛んでいると、
お、今日も元気やね。と心で語ります(笑)そして、ブトか?ボソか?とくちばしを見ますが遠くて動くので見えません。※ブト、ボソというのは一般的にいるカラスの種類です。
いやなものが減ったことは大変良いことです。そのうえ、飛んでいるカラスをみても癒されてしまうなんて、この本を読まなければなかったことでしょう。
面白い人はおもしろい本を読んでいます。そして、自分ではきっと選ばない本を読んでいるのです。この人に興味あるっていうのは、自分にないものを持っているということですから。
後日、彼女にこの本の感想を熱く語ったところ、
「じゃあ、この本も多分好きですよ」と教えてもらった本がまた・・・もう・・・次の機会に紹介します。