独立してなくなった不安感

久留米の税理士マスナガです。

これからの時代、どうみても独立起業する人が増えるでしょう。

起業はしたいけれど不安だ、という方へ。私は独立してからの方が不安感は減りました。

もともと慎重派なんでしょうか。結婚して夫が働いていても、夫が病気するかもしれない、会社がつぶれるかもしれない、という不安もあり、自立を目指したのですが、いざ自分が就職してからも、そういった不安からは逃れられませんでした。

それは、勤めている事務所が経営難になればクビになる、というか自分から辞めます。または自分が無能であるが故、クビになるかもしれない、またはボスに迷惑かけたら退職します。そしたら職がなくなる。という不安です。それは税理士試験に合格しても同じでした。

そして、色々なことがあり葛藤の末、独立しましたが、当初はもちろん不安でしたが、勤めている時に比べると不安感は和らいでいたのです。

だって、ミスをしても自分の責任、経営難も自分の責任、自分で自分をクビにはできないけれど、うまくいかなかったら他の事務所でアルバイトするか、家から歩いて３分のドラッグストアでアルバイトしながら営業しよう、と思えたからです。

どうも私は自分でコントロールできないものからの影響に対して不安を感じるようです。

その後も、これから先売上が上がるか不安、健康で仕事ができるかの不安などはもちろんありますが、それについては自分で対策をとるのみです。営業活動をコツコツする、健康のために運動や食事、メンタルに気を付ける、売上が下がってもいいように分散する、数日は寝込んでもいいように業務を工夫するなど日頃からやっています。

もし、あなたが起業したいけれど不安に押しつぶされそうになっているのであれば、それが何からくる不安なのか、自分でコントロール可能なものなのか、整理してみるといいと思います。